1年が経ち👑
周りにキンプリ担はいた。
でも、自分がそうなるとは全く思っていなかった。
去年の今日、れんの誕生日を自分がお祝いしたのかしてないのか、覚えてない。
お祝いの定義なんてわからないけれど、おめでとうを言ってたとしても、その一言に対する思いも重さもこの1年でこんなに変わるなんて、意味を持つなんて思わなかったから。
いろいろ思い返すと、きっかけというかはじまりというか、最初の一歩は、ジャニアイの紫耀廉HBDサプライズに偶然居合わせたことだったのかなと思う。
去年の昨日のこと。やっぱり、その日「明日れんれんの誕生日なんだ〜」と知った状態で行ったのか知らなかったのか、それすら記憶になく。でも、なんとなく周りのKing担のお客さんがいつもよりも浮き足立ってみえた。
すべてを他人事に捉えていた。だって他人事だった。
その時の私は(今もだけども!)とにかく少年忍者の元木湧くんに夢中で、湧の一瞬一瞬を絶対に見逃したくなくて、いつもテレビでみる平野くんが横を通っても反対側の遠くにいる湧を一生懸命双眼鏡で追ったし、湧が舞台に立つ間は湧しか見なかったし、自担ってそういうものだと思うけれど、そんなだったからKingをしっかり意識して捉えたのはほんのすこしの間だけ。
それでも、3人で踊るEIENNI YOU&MEやCHANBARAは楽しみな演目のひとつだったし、はじまると背筋を伸ばして息を潜めた。
世界を治めてるのでなく世界側から治まりにいってますやん、これがKingか、すっげーー!!
ピンと空気が張りつめる。うん、これはKingだ。痺れたのを覚えてる。
はじめて行ったジャニアイを経てひとりひとりへの思いは濃くなったし、主演としての3人の威力・佇まい・空気・パフォーマンス、完成されているそのすべてに心から惚れ惚れした。
でもね、そこで終わってたら今こんな気持ちでブログなんてかいてないと思うんだ。
本当に、偶然、持っていたチケットが1月22日で、れんのお誕生日の前日で、その日の公演後にバースデイサプライズがあって。私はジャニーズの世界を知ったばかりだったし、バースデイサプライズの文化なんて知らなかったけれど。
公演が終わって、みんなが立って拍手をして、その中で歓声がきこえて、ハッピーバースデートゥーユーの音楽もきこえてきて。
「あ、なるほど、れんれんのお誕生日ね!えー平野くんもお誕生日ちかいんだ!お、しょうれんというやつだなー もしかしてわたしは今とんでもなく貴重な空間にいるんじゃないか。というか今この席に居たい人は世の中にとんでもなくたくさんいるはずで、変わってあげたいがそんなことは不可能なので、少なくとも目に焼き付けて、あとで平野担のお友達に事細かく伝えよう!」そんな風に思った。
そして2人に心からおめでとうの気持ちがありながら、紫耀廉越しのそやゆと越しの湧を双眼鏡でみていた。
ここから、King&Princeを好きになった瞬間を、段階的に振り返ってこうと思う!
好きなものって気付いたら好きじゃん?そういう場合が多いかなって思うんだけど、確かにKing&Princeもそうなんだけれど、私の中ではかなり段階的に明確に好きが深まった瞬間があって、King3人に対しては特にはっきりとその場面がある。
King&Princeを好きになったことを周りの人に伝えると、まずはじめに「え!意外!」と言われる私だし、自分でもそう思うから、余計に好きになった理由や瞬間を考えちゃうのかな。1年経ってやっぱり自分の中で整理するためにも記録を残したいと思うので、このブログを書いてるわけだけど!
やっとここから始まります
①かいちゃんかわいい
まさか自分がかいちゃんかわいい側の人間になるとは。かいちゃんがかわいいと言われてることはもちろん知っていた。こういうところがかわいいんだろうなと思ったこともあった。でも、かわいいと思ったことはなかった。
紫耀廉HBDサプライズで「(ケーキのデザインしたの)誰だと思うー?」と2人に向かってにやにやするかいちゃん。
紫耀さんが「顔面ケーキする!」と言った瞬間「ええまじかよー携帯もってきてー」と嫌そう顔と反対にしぬほどやる気なれんの望みを叶えようと、スタッフさんがいる舞台袖と2人の間をずっとちょこまか走ってくれてたかいちゃん。
やっときた携帯で写真を撮った後「みんなにエアドロするわ!」と笑う大学生れんれんそしてキャーとなる会場をにこにこで見つめるかいちゃん。
「しょお写真とろ!」「しょおと写真とってー」としょおしょお言ってるれんの言うことを全部きいてあげるかいちゃん。
「帝劇はいつも27日で終わるからあと2日伸びろって思ってた!お客さんに祝われるの初です!嬉しい!ありがとう!」と何度も嬉しいとありがとうを伝えてくれる紫耀さんの横顔を嬉しそうに見つめるかいちゃん。
最後にWゆうたからのビデオメッセージが終わり、みんながわちゃわちゃする中、その様子を動画に撮りながらさらっと「じんと岸くんにもお礼を〜」の言葉を忘れなかった、各方面への配慮が頼もしいかいちゃん。
はじめてかいちゃんと呼んだ日。
ずっとずっと、かわいいかいちゃん。
思えば、私がはじめてかわいいと感じたかいちゃんは、大好きな兄たちのために健気に走り回るそんなかいちゃんだったよ。
2人を見つめるかいちゃんの瞳がとても深くて優しくて、かいちゃんが2人のためにと作り上げた空間は愛に満ちていて。
単純にその関係がとっても素敵だなって思った。
なにも知らなかったけれど、3人の歴史を感じた気がして胸がぎゅっとなった。
Kingって特別だな、をはじめてきちんと意識した瞬間だったように思う。
(この後買った1stコンやっちゃったでの伝説の「こんにゃろ〜」で海人が何をしててもかわいく感じる病にかかる。息するだけでそれはそれはかわいい。1ミリ動くだけででろでろにかわいい。海人と呼ぶようになる。明確に落ちた場面③)
②れんのファンサ
紫耀廉HBDサプライズを過ごしてから、インスタでキンプリの動画をみる時間が増えた。それはもう増えた。明らかに増えた。でもこの頃はまだ自分がはまってるっていう自覚はなくって。まあもともと世間一般の人よりは好きだったと思うし、近くにはあったし、その延長線上くらいの感覚。
ある日、れんのファンサまとめの動画が流れてきた。衝撃だった。
「なんっっっっっだこれおにぺろい」
ぺろいって感情がはじめて生まれた瞬間。れんと呼び始めた瞬間。なるよねー。
ここから、れんに対する見方ががらっと変わった自覚があります。(明確に落ちた場面①)そして、コンサートDVDを買おうと決めた。
れんのかわいさってさ、新種よね。自分の中では新種だった。「ほんと殴んぞ✌️」「ぷちって捻り潰したい✌️」「もぐら叩きみたいにしたい✌️」てなるもん、笑いながらなる。
種類・爆速度など、自分の中の暴力性を暴いてくるから危険!
そして動いてるだけでおもろい。うけかわ。なんだこの生き物本当に。お誕生日おめでとうね。
③地元とノリ一緒やん
キンプリのノリってさ、現代って感じで独特じゃないすか。わたしはそう感じるんだけれど!そしてそれがすごくすごく好きなんだけれど。
キンプリについて知りたいと思う時間が増えて、実際そうなって、なんでもかんでも口にいれるじぐひらの習性とか「きしくん5人とミジンコ1匹どっちのが価値あるでしょうかー」「いやー迷うなー。いや俺だろ」「ミジンコでしたぁぁ!👅」のきしかいとか突然の「こっち見んな!」とか急にはじまる鬼ごっことか、、、
あっれーおかしいな待てよ?このくだり私、知ってるぞ。
私の携帯を口にくわえてピースで微笑む友達の写真、学生時代何度もきいたどっちのが価値あるでしょうかの会話、「こっち見んな!」なんて中学の頃から慣れ親しんだフレーズ、年末帰ると公園集合でリレーと鬼ごっこから1日がはじまるし、、、
わりと真剣にうろたえてしまうくらい、それ以外もまじで身に覚えがあった。信じられないくらいあった。
あまりにも一緒で、もうすぐ上京して5年が経つ時だったけれど、身体に染みついたノリの懐かしさにはじめてホームシックに陥った。
小中高を過ごした地元の友達も20歳を超えて出会ったKing&Princeも同じくらい大切で大大大好きよ!これからもずっとずっとよろしく
③King&Prince,Queen&Princess
この曲を写経したメモが携帯にはいってる。心がなくなりそうで怖くなった時、きまってそれを見るし、どうしても涙が止まらない仕事場での昼休憩、イヤホンから流れるこの曲をひたすらにリピートする。
もし、もしこの先King&Princeのことを思い出さなくなる日々がきたとしても、この曲だけは聴き続けるんじゃないかなって、それくらいの大きな心の拠り所。
なんとなく曲の存在は知っていて、忍者がバックだっただからたぶん見たことはあったと思うけど、SONGSOFTOKYOの英語バージョンをふらっと見た時。
「好きな人から<I’ll be your King,I’ll be your Prince>って言われるってどんなだろう」って泣きながら思った。
「大切な人が伝えてくれる<You’ll be my Queen,my Princess & my Love>ってどんな風にきこえるんだろう」を知りたくて知りたくて仕方がなくなった。
この頃色々なはてなブログを読んでいたのもあり、KingとPrinceでKing&Princeなんだなって、知った。
世界にはこんなに素敵な歌があって、こんなに素敵な歌を通して繋がる関係性がある。
本当の王子様のようなたまらなく綺麗なお顔で、ひとりひとりの日常の全部を包み込もうとする慈愛に満ちた歌声で、大事に、大事に、こんな歌を贈ってくれるアイドルがいる。
それが、その時の私にはとても強くて、不思議で、優しいものに思えた。
どうしようもなく、知りたくなってしまった。
「ティアラだよね、ティアラー」と言っていたその響きが、ティアラという存在が、きらきらと無敵なものに思えて。
KingはKingだし、PrinceはPrinceなんだね。
王も王子もいない現代の日本に生まれた私の人生に、ぎゅっと輝く6人のKing&Princeが現れた瞬間だった。
④原動力
この頃にはもう1stコンも2ndコンもカレンダーも買っていて、帰宅してはそれを毎日見ていて、考えるのはKing&Princeのことで、でもファンクラブに入る1歩の勇気が出ていない状態。
(ちなみに明確に落ちた場面②2ndコンでのアンコールkoi-wazurai落ちサビ前の紫耀さん「これは運命的な恋煩い」です。はじめて紫耀さんで声をだした。そこから何をしてもかっこよく、何をしても私の王。平野紫耀という人間について考える日々。紫耀さんの手中にある世界にいるのきもちい、いつもありがとうございます)
あの日あの瞬間のことは今でも鮮明に覚えていて、たぶんこの先も忘れない気がする。
1週間をなんとか終えて、綺麗に晴れた土曜日の昼、太陽が高く登りだしたベランダで洗濯物を干している時。
ふと「れんってなんでそんなに頑張れるんだろう」と思った。きっかけはなにもない。
自分の心が着々とすり減る恐怖、不安と怒り、悲しさと妬み、迷いと後悔、この先も負の感情しか生まれない気がして、自分がなんのために頑張るのかわからなくて、怖くて怖くて、一日一日を息するのに必死だった2020年の春。
青空を見上げて、久しぶりに感じた健康な感情は、れんの原動力についてだった。
今をときめくKing&Princeなのに、もうそれでいいのに、私が働いてるのと同じようにれんは学校に通うんだよな、やっと来た土日も関係なく仕事をして、卒論をかいて、誰かの笑顔のために?自分のために?すんとそんなことを思って、私の中のほうに落ちてきた。
信じられないくらい顔が良くて、きっとそれだけで得られる楽しいこともたくさんあると思うのに、ダンスも歌も、休まずに高みを目指して、もうこれ以上ないってくらい全部持ってるように私には思えるけれど、ぐんぐん登ってどんどん厚くなって、笑顔で、それでいて謙虚に、周りにたくさんの希望をばら撒きながら、目指す場所はまだ遠いと真っ直ぐな瞳で歌う。
なんでそんなに頑張れるんだろう、なんで。
涙が溢れて止まらなかった。
洗濯物を干し終えて、しばらく空を眺めて、そのまま家を出た。家を出て、駅前のATMでファンクラブ入会のお金を払った。
2020年、みんなきつくて、わたしもきつかったんだ。きっと、もうないってくらいきつかった。誰も自分を守ってくれない、自分が属してる大きなものに無視される。よく覚えてない日々、逃げさせてくれたのはKing&Princeだった。
もっとはやく出会いたかったと数え切れないほど思う。この先も思うんだろうけれど、きっと、その時だった。
永瀬廉くん
いつも気高く突き進んで、でも決してこちらを置いてくことなく、いつでも等身大に甘くて優しくて、大好きな人。
廉の素直なところ、とても尊敬するよ。
22歳、私の目標は「すかさず言葉で伝える勇気をもつ」だったけれど、23歳は廉を真似てもうすこしだけ人間レベルアップを頑張ってみようと思う。できるかな。頑張るね。私の1年も頑張る。
私たちの知らないところでたくさんの思いをしていて、想像しちゃうけど想像できないほどにきっと負の思いもしていて、だからこそこんなにも届いてて。
それでも、廉にほんのすこしの悪意も向きませんように、廉の周りが手を取り合える人で溢れ返りますように。私が悪意側にならないように、願わくば手を取り合える側になれますように。
ただただ、明日からの廉の毎日が1秒でも笑顔が多く健やかで実りあるものであるように願う。
廉の朗らかなくしゃくしゃ笑顔をなによりも大切に想ってるよ。
22歳のお誕生日、おめでとう
生まれてきてくれてありがとう
来年も祝えていたらいいな、祝うんだろな、なんかそんな気がする。
そしてKing & Princeさん
きみたちのデビューと私の社会人スタートがほぼ同じなところ、年齢が近いところ。
私の人生においてすごく大きな意味を持っていて、すごく頼もしい強みになってる!
出会えてよかったです。本当に、本当に。いつもありがとうって思ってる。勝手に2年目もどうぞよろしくね
1年目を終えて